20100817

Hiroshima MOCA

広島現代美術館に行きました。友達と。
http://www.hcmca.cf.city.hiroshima.jp/web/index.html


特別展は「振り付け師としてのアート」:身体を物理的に・精神的に意識させるアート。
コレクション展が「メモリー/メモリアル 65年目の夏に」:所蔵作品から。
オープンプログラム、夏のワークショッププロジェクト「ふしぎの森の美術館」
の3つがやってました


特別展は今村哲さんがよかった。絵がすごい好きとかじゃないけど舞考はツボ。
他はそんなに興味ひかれなかったな。身体を意識できたかっていうとうーんそんなにだし
アーティストの集め方とか展示の仕方はうーんちょっと雑に感じてしまう部分もあったかも
作品との距離感とかは展示の仕方でかなり変わってくるものですし
「身体」っていうテーマないと成り立たない企画だからなあ
やっぱ同じ現代アートの企画だと森美術館のほうが詰まってるね、洗練されてるし、
けど東京よりゆったりしてて雰囲気は好きだし、気取ってないし、
広島現美が考えることはいいと思うし好き!
昔から何度も通ってる美術館だし、わたしはだいすき。


コレクションもいい。草間弥生、オノヨーコ、横尾忠則、奈良美智、
あたりは好きだしどれも現美で昔見た
村上隆と細江英公もあった!人気のアーティストをしっかりおさえてます
あとはヒロシマ関連の作品、こういう場所だから若い人が来て触れていくのはいいことだと思います
美術館ってそれぞれその館のカラーや売りがあるしそういうのは特別展もそうかもしれないけど、
コレクションとか特別展以外の企画や工夫ややり方、
結局考え方みたいなのが反映されますから


ふしぎの森の~っていうのか、すごいよかったな。
客参加型の、わかりやすい、体験できる、企画!





こういうのとか入り口入ったらすぐあって、
作者の宮田篤さんとお客さんが共同で作った絵本が木になってるの!
読んでみるとなかなかシュールでたまらない





これも!阿部泰輔さんていう古着でぬいぐるみをつくるひとなんだけど
ぬいぐるみをね、アートのほうに持っていって、る、
まだすごく有名ではないけどすごくいい。小さいのから大きいのまで
これは岡本太郎「明日の神話」×ゴーギャン(写真だとわかりづらいけど)
クッションになっててゴロゴロしています


全体的にたのしめたと思います
広さと量がちょうどいい
地元のスポットって地元にいたときは意識しないけど、
東京に住んでるととってもありがたく思えるものですね